六本木 The Bee 1978

1978年の11月末~12月位にそのディスコはオープンした。六本木The Beeである。

そこに前出のYさんが製作したレーザーディスプレーシステムが設置されたのだ。
私をスカウトしたAさんはレーザー導入にあたってコーディネート的なことをしていたと思う。
確か「東洋初のレーザーディスコ」なんてネーミングもあった気がする。今聞くとすごいネーミングだけど。
SP製のクリプトンガスレーザーを光源にして青・緑・黄・赤4色に分光していた。2~3W位は出ていたと思う。コントロール卓は完全アナログでオシレーターが何チャンネルかあり、ミックスしてリサージュ波形を発生させXYスキャナーをコントロールして壁面に絵を描いたり、光路の途中にソレノイドでミラーを出入りさせて天井近くにビーム光を走らせていたりした。たまに前出の図形再生機も使っていた。
レーザーのコントロールブースはバーカウンターの上の中二階のようなDJブースの隣にあった。椅子に座ると頭がつかえそうな天井高。まともな階段もなく脚立で上り下りしていた。
途中から無くなったような気がするが初めのうちは数分の「レーザーショータイム」があった。誰も教えてくれる人もなくいきなりバイトの学生(私)がやるはめになったのである。相当いい加減だったとは思うがまだレーザー光そのものが珍しかったし4色出ているし多少の拍手くらいは貰えたのだった。
ここで夜9時くらいから夜中3時過ぎまで毎日毎日半年以上全く休みなく私のバイトは続くことになる。

ちなみにThe Beeは六本木の交差点から飯倉片町の交差点に向かい六本木ピット・インの角を曲がったところにあった。今はどうなっているのかとグーグルマップでストリートビューを見ていたらとんでもないものを発見してしまった。昔のThe Beeの入り口ドアである。当時は分厚いガラスドアだったと思うがドアの形は変わっていない。
ドアを開けるとタイムスリップしてしまいそうでものすごく怖い(笑)。
追記:2017年7月のストリートビューでは室内が使われているらしくドアが半開きだが。。。

2011年1月20日

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