LMD-649の製作 1981

東芝EMIのエンジニアMさんの依頼で、サンプラーLMD-649のコントロールロジックの設計と基板・本体の製作をすることになった。勤務先代表のYさんがMさんと知り合いだったことで仕事が来たようだ。

A/D,D/A基板はMさんが東芝の研究所に依頼して製作したものと記憶している。さすが研究所と感じたのはその基板の仕上がりで、手作りながらA/D,D/A周りがしっかり金属板を半田付けした箱でシールドされていたことである。

その基板とバスラインに合わせてロジック基板を設計・製作(配線)し、基板ラックをケースに組み込みスイッチ類・7セグLED・ボリュームなどをパネルに取り付け配線した。

録音はメモリアドレス0からスタートしてメモリ終わりで終了、再生は16進デジタルスイッチで開始アドレスと終了アドレスを設定しサンプリング音を聞きながら調整した。と思っていたが画像を見るともうひとつデジタルスイッチが付いている。これは使ってたっけ?前のアクリルカバーのついたこちらの画像だと隠れているように見える。
ケースはアキバで売っていたCRT・キーボード一体型PC or ターミナル用樹脂製ケースである。最大9インチ程度のCRTを組み込めるもの。前出のOMIYAGEで照明卓として使われているのと(ケース下部が色違いだが)同じものだと思う。
上蓋だけ大きくして18インチくらいまでのCRTを入れられるものもあった。この後そのケースを自分で買い、CRT出力回路まで載ったCP/M用Z80CPUオールインワンボードを個人輸入し組み立て(キットで買ったと思う)アキバで買った裸のCRTユニットと組み合わせてCP/Mマシンを自作したりした。

この後ファンハウスに移られたMさんはLINDAというサンプリングシステムを開発され、私はPC-9801上での波形編集ソフト作成のお手伝いをすることになる。

2011年1月25日

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