IMAXで「2001年宇宙の旅」を観る 2018

11/1、TOHOシネマズ日比谷で公開最終日最終回21時から「2001年宇宙の旅」を観た。

この日は実家の父が60年ぶりの引っ越しという大イベント日だったのだが、前日の夜引っ越し先でニトリの家具を組み立てながらTBSラジオを聴いていると、ライムスター歌丸氏が現在IMAXで「2001年」が公開されていて明日(11/1)が最終日と言っているではないか!知らなかった、観るしかないでしょとスマホで予約。

「2001年」は1968年公開当時京橋のテアトル東京でシネラマで観た。劇場前のスペースにモノリスのレプリカが立ち、入場者に向けてモノリスとは何か?なるモノリスクイズイベントが行われていたと思う。

ちなみにこの前年テアトル東京で観たのは「グラン・プリ」。当日のF1レースを舞台にした映画で本田宗一郎をイメージした日本人経営者役に三船敏郎、フェラーリチームのベテランF1ドライバー役にイブ・モンタン!といった配役で、今でも迫力はありそうだが60年代中頃の懐かしさも満点だろう。

「2001年」と今並べたらとても1年差で日本公開された映画とは思えまい。

今回の上映で気づいたこと

宇宙ステーションへのパンナムシャトル機到着シーンで機体が入ってくるステーション内のドッキング空間の四方に窓越しのコントロールルーム室内と人々が合成(多重露光)されているが、その中に位置が一瞬ずれる窓がある。デジタル化で画面位置がビシッと静止した結果アナログ上映では問題なかったカットが気になってしまうのか。こちらのブログの最後でもふれられている。

パンナムシャトル機、月面へのシャトル船やスペースポッドの操縦席はグラスコックピット化されており、操縦桿ははっきり分からないがジョイスティック風で現在のエアバス機と同じと言える。しかし今回見つかりました、数字表示のニキシー管!惜しい。

エンドロール終了後も美しき青きドナウが流れ続けること。現在の映画からは信じられないくらい短いエンドロール終了後、フェードアウトするかと思いきや曲終わりまで流れていた。テアトル東京で上映前の暗闇の中で前奏曲を聴いたのは覚えているが、最後は覚えていなかった。また、今回前奏曲部分ではうっすら灯りが点いていたが、個人的には映画上映時と同じく灯りは消して欲しかった。

今回の上映で驚いたこと

映画の内容ではない。「2001年」には途中15分間の休憩が入る。トイレから戻って来ると何と客席にポツポツとスマホの灯りが見える。多めに言って観客の1/4~1/5位?オイオイ歴史的名作を鑑賞中なのにそんなに現実に引き戻されたいか?!と突っ込みたかったが、約1時間半の映画上映でスマホ禁断症状が出たのかも、と考えたら怖くなった。

BOSE SoundDock® digital music systemをSound Blaster X-Fi MB3で疑似サラウンド化してみた 2018

先日改造記を載せたBOSE SoundDock® digital music systemはいい音で鳴っているのだが、当然と言うべきか小さな躯体に音が張り付いている感が強かった。

自宅で今でもWindows10PCのワイヤレススピーカーとして使用しているSONY VGF-WA1には”VPTワイドステレオ”なる疑似サラウンド機能が内蔵されており、いい感じでステレオ音場を左右に広げてくれる。

そんな疑似サラウンドがBOSE SoundDock®でも使えないかと思い、Windows10PCで鳴らしているのでサラウンド化ソフトを探してみたら(Windows Sonic for Headphones はヘッドホン用なので除外)ソースネクスト「いきなり高音質2」があり、左右スピーカー間の距離が設定できたりして良さそうだったが残念ながらXP時代のソフト。

次にこちらのブログSound Blaster X-Fi MB3なるソフトを発見。サウンドブラスターとはまたずいぶん懐かしい名前。オンボードサウンドなんて無かった時代のISAバス用サウンドカードといえばサウンドブラスターだった。

このSound Blaster X-Fi MB3、英語版ページから購入したが日本語ページには載っていない。購入するとキーだけ送ってきて別にダウンロードしたソフト本体をアクティブ化して使用可能となる。

聴いてみたところ、うーん、残念ながら左右の広がり感はあまりない。もともとある程度左右離れているスピーカーを前提としているようだ。感覚的にはスピーカー前に直径1m位のサークルが出現してその中で音が鳴っている。スピーカーに張り付いていた音がスピーカーから離れて鳴るようになったので良しとしよう。現在のパラメーターの設定はこんな感じ。


 

最近こんなソフトも出てきた。これは「いきなり高音質2」のようにスピーカー間の距離が設定できる。試してみたいがソフトウェア代がスピーカー価格をどんどん超えていく(笑)。

BOSE SoundDock® digital music systemにアナログ入力ケーブルを取り付けてみた 2018

◎BOSE SoundDock® digital music systemをヤフオクで入手  送料合計¥3,796

作業場で音楽を聴くためのアクティブスピーカー(アナログ入力付き)で音量リモコン付きの物をヤフオクで探し、BOSE SoundDock® digital music systemを手に入れた。落札価格¥2,900送料¥896計¥3,796也。

アナログ入力がDockポートだけで外部入力端子が無いのは知っていたが、YouTubeに外部入力を追加する改造動画が何本かあったので何とかなるだろうと判断した。その時点では外部入力ジャックの付いた後継モデルのSoundDock® Series II digital music systemを知らなかったので(笑)。

BOSE SoundDock® digital music systemは
(1)底面にDockポートの取り付けられている半円形基板(Dockポート基板)
(2)アナログ入力処理(DSP?)基板(入力処理基板)
(3)左右スピーカーユニットの間に放熱器の付いたパワーアンプ基板
の計3枚の基板で構成されているようだ。(1)-(2)、(2)-(3)基板間は
フレキシブルフラットケーブルで接続されている。

改造箇所は2ヶ所。
1.Dockポートからのアナログ入力ライン(2 AGND 3 Right 4 Left)の基板パターンにアナログ入力ケーブル(ステレオミニプラグ付)を接続する
2.Dockポートの11 AUDIO_SWと15 GND間の基板パターンを2kもしくは2.2kの抵抗で接続する(ポートからのアナログ入力をONするため)

YouTubeの改造動画では(1)Dockポート基板パターンに抵抗を半田付けしており、アナログ入力ケーブルは(1)Dockポート基板パターンに半田付けしている物と(2)入力処理基板パターンに半田付けしている物があった。

◎アナログ入力ケーブルを取り付けるべく改造開始(トルクスネジは外さず改造してみる)

さて、では底蓋を開けてと・・・ゲゲッ、(1)Dockポート基板の底蓋は小さなトルクスネジ3個で固定されている。適合するトルクスドライバーを持っていない!(2)入力処理基板の底蓋はプラスネジなのに・・・
(1)Dockポート基板の抵抗を接続するパターンはフラットケーブルを介してそのまま(2)入力処理基板に来ているので、(1)Dockポート基板はいじらず抵抗も(2)入力処理基板側に半田付けすることにした。
が、そのせいで抵抗は隣り合ったフラットケーブルコネクターの表面実装端子(足)間に半田付けすることとなった。

底面から見る 上部半円形の底蓋を止める3つのネジがトルクスネジ 中に(1)Dockポート基板が入っている
(2)入力処理基板の底蓋と基板を外したところ (1)Dockポート基板と(2)入力処理基板を接続するフラットケーブルが出ている内部の基板ごと取り外したDockポート 4つのゴムブッシュが本体側の溝に入り底蓋で押えられており、直接固定されていない 可動域を持たせてiPod,iPhoneの抜き差し時のコネクタに加わるストレスを減らす狙いか? あるいはスピーカーの振動がiPod,iPhoneに伝わらないようにするためか?Dockポートも取り外した後のスピーカー底面 (2)入力処理基板と(3)パワーアンプ基板を接続するフラットケーブルが見えている(2)入力処理基板の(1)Dockポート基板と接続されるフラットケーブルコネクタ
コネクタ端子の19番20番間を2Kもしくは2.2Kの抵抗で接続する(熱収縮チューブを被せている) 19番側はコネクタから引き出されたパターンの空いているスルーホールに半田付けしてある
(2)入力処理基板の上記抵抗取り付け面の反対面(スピーカー底面側)にアナログ入力ケーブルを接続する(白Left赤Right)抵抗と入力ケーブルを取り付けた(2)入力処理基板を元に戻す(2)入力処理基板の底蓋とスピーカー底面奥のスカート部分にカナノコとやすりで凹部を作りケーブルを引き出して完成

iPODもiPhoneも持っていないのでスピーカーを手に入れてから一度も音出ししていない。
改造後無事鳴ってホッと一息。

作業場は8m×14m位の広さだが、このサイズと重さのスピーカーがら出ているとはとても思えないスケールの音質と音量で鳴っている。とにかく大音量でも破綻しない。重低音が出過ぎることもなく好印象、従来演奏の背後に埋もれていた小さな楽器音などが聴こえてハッとすることが多い。ただしサラウンド効果などは全く無く、音はあくまでこのスピーカーのサイズから聴こえてくる。

◎BOSEのノウハウと製品としての大胆な割り切り

全くもってシンプルな外観で「BOSE」ロゴだけ前面と背面にある。外装はただの黒いプラスチックだが表面はとても綺麗でピアノブラックといえる。表面全体の湾曲や背後の飛び出た部分の外形が、箱鳴りなどを避けウェーブガイドを理論的に正しく収めるための広大なノウハウを感じさせる。開発にお金かかってそう。

機能的にはこれまた全くもって割り切りすぎている。とにかく入力はDockポートしかないのだ。本体には電源スイッチすら無く、Dockポートの左右にある+-の音量ボタンのみ。音質調整は一切無し!
ACアダプターから接続される電源コネクターは(2)入力処理基板に半田付けしてあるコネクターが、スピーカー背後の接続口から直接見えている。当然抜き差しすると直接基板にストレスがかかるが、極論すれば設置する時1回しか挿さないのだからこれで良いということなのだろう。

とはいえ、さすがに外部入力ジャック無しは問題になったのだろう、この後のモデルの
SoundDock® Series II digital music system以降には外部入力ジャックが付けられている。
またバッテリー駆動が可能となったSoundDock® Portable digital music systemや、Bluetooth®ドックが付加された<SoundDock® 10 Bluetooth® digital music systemが登場する。これらのモデルについてはこちらのブログ内の比較表が分かりやすい。