1959年の最近のブログ記事

私は浅草近くの生まれで子供の頃は親に連れられて浅草松屋屋上の遊園地に遊びに行っていた。屋上は遊園地だけなくミニ動物園も兼ねており、アシカ(オットセイ?)の飼われていた檻を覚えている。
デパート内には大食堂やホール、結婚式場まであって今に例えるならショッピングモールや遊園地が合体したような施設だったと言えるだろうか。
屋上には「スカイクルーザー」という名の回転式展望台(展望アトラクション)があった。
実家にあった古い写真の背景に浅草松屋が写っている。1959年に父が私を写したもので、隅田川の対岸にあったアサヒビールの工場の前あたりから撮られている。画像はクリックで拡大。

matsuya1.jpg
屋上を拡大すると

matsuya2.jpg





左からスカイクルーザー、中央に飛行塔、右に観覧車が見え、またデパート壁面に「結婚式場」「大食堂」などの文字が掲げられている。



matsuya3.jpg
右側の輪の部分がスカイクルーザーの観覧席である。
左側の建物から斜めに伸びているのが搭乗用のブリッジと思われる。







以下、他のページの画像にリンクさせていただく。クリックで元ページを表示。

Skycruiser3.jpg
この絵葉書では松屋屋上の飛行塔と観覧車が見え位置関係がわかる。
スカイクルーザー乗り場への階段はお客さんでいっぱいで人気があったようだ。
スカイクルーザーという名前、今でも古びた感じがしない。ミニバンのネーミングにありそうだ(笑)。
なんて言ってたらバーB747のネーミングに使われていた。
1950年登場当時どんなにかっこよく聞こえたことだろう。



Skycruiser1.jpg
左の画像でスカイクルーザーの構造がよく分かる。
観覧席の回転軸は垂直ではなくやや傾いている。
それだけでは斜めに回るだけだが、建物上の取付台と観覧席部分の間に見える多角柱を斜めにカットしたようなくさび型の部分が観覧席とは逆に異なるスピードで回転する仕掛けになっている。
回転式展望タワーのようなゆっくりとした回転ではあるが、2つの回転の組み合わせにより回転と傾斜方向の予測がつかずなかなかスリリングだった。




Skycruiser2.jpgこちらの画像は1955年(私の写真の4年前!)のアメリカ映画「東京暗黒街 竹の家」のワンシーン。
背景の赤い細長い屋根は仲見世と思われる。
観覧席には当然?!安全ベルトなどというものは無く、外側の手すりも頼りないくらい低い。
私の写っている写真を見直していただきたいが、松屋の隅田川側は2階建ての木造家屋ばかりであり、隅田川の反対方向に当たる左の画像方向でも最も大きな建物が国際劇場位で、スカイクルーザーから見た景色の開放感たるや素晴らしい(結構怖い)ものだったと記憶している。


Matsuya_amusement_park.jpg
浅草松屋の屋上遊園地営業終了を伝える左のニュース内に1971年当時の空撮映像があり、外観は異なっているがスカイクルーザーらしきものが映っている。
Wikipedia他のページでも1960年に撤去されたと書かれているが、さて実際はいつまで現役だったのだろう?

プロフィール

 

  Japanese
Male Age:50+
blogger@tokyosky.to
  

最近のコメント

YourNo.is

Today

from Jan.23.2011
Powered by Movable Type 4.28-ja