カリフォルニア州 デービス 4 1994

残るは実技と口頭試問。

実技試験では結局リパックそのものはやらなかった。実技のうちで覚えているのは、ぐちゃぐちゃに絡んだメインキャノピーを正常な状態に戻す作業である。
前に書いたがパラシュートはメインとリザーブの2つのキャノピーがら成り立っていて、メインが正常に開かない場合リザーブキャノピーを開く。ただその場合メインキャノピーがどのような状態であれ外に出ているままリザーブキャノピーを開くと、2つのキャノピーが絡む危険がある。なのでその場合、まずメインを切り離して(カッタウェイ)からリザーブを開かなくてはならない。切り離すと言っても切り離し機構が装備されているのでハンドルを引くだけだが。。。
そうして風で翻弄されながら落ちてきたメインキャノピーはこれが開いていたの?というくらいパズルのように絡み合っている。そこで直す作業が必要になるのだ。
口頭試問では、作業手順やその方法、素材の種類や型番などを聞かれたと思う。
さてやっと合格となったが、この試験の合理的なのは合格となった瞬間からリガー資格が有効となるところである。
リガーは各自の7ケタの番号の他にやはり1人ごとに異なるアルファベットと数字3文字を組み合わせたシールシンボルを持っている。リガーはリパック後、リザーブキャノピーのピン(このピンにつながったハンドルを引いてピンを抜くとリザーブキャノピーが開く)にシール用の弱い力で切れる糸を結び鉛のシールで封印し、そのシールに3文字のシールシンボルを刻印する。リザーブを開かない限りそのシールは付いており、どのリガーがそのリザーブをリパックしたのか一目でわかる。
このシールシンボルを試験官は各自複数個割り当てられていて、合格した人間にその場で与えてくれるのだ。7ケタの番号は1~2カ月しないとFAAから発行されないが、それまでシールシンボルさえあれば7ケタ番号部分は”Pending”(未決定)としておけばよい。
アメリカ人は海外旅行に行きたがらないというCNNの記事があり、もちろん当時もそうだったと思う。
でも現地にいると、わずか10日間の滞在ではあったがアメリカは十分広い(広すぎる)からここで暮していれば十分じゃない?という感じが確かにした。だから「アバウト・シュミット」のシュミット氏だってリタイア後は夫婦で世界一周、じゃなくてでっかいキャンピングカーでアメリカを走りまわろうと考えたのだ。もっともその矢先奥さんが倒れてしまうのだが。。。
感謝祭にレイの家に招待されたときTVで「カッコーの巣の上で」を観たのだが、そういえばこちらもジャック・ニコルソンだった。
以下はActionAirとバンクハウスの往復の途中で撮った画像その他。
Load1.jpg
Load2.jpg
Airplane.jpg


2011年4月13日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA