一眼レフカメラのレンズ前面に取り付けてフィルムに日付を写し込むアダプター。1970年に初めてデート機能を搭載したコンパクトカメラ キヤノデートEが発売されたが、一眼レフのデート機能は1976年発売のニコンF2データか、同じく1976年発売のキヤノンAE-1用データバックA(発売年不詳)まで多分無かった時代。このパンフレットには発行年が記載されていないが、フィルムに写し込む日付のサンプルが「08 6 76」になっているので1976年と推測した。
何と実物をコレクションされている方がおられた!
レンズから写し込む?日付のピントは?と考えてしまうが心配ご無用、デートナーには日付用のピント調整つまみが付いている。パンフレットでも説明されていてまず被写体にピントを合わせた後、日付のピントを合わせるのだ。そう、だからこそ一眼レフでなければ実現できないアイデアだった訳。いったい何台売れたのだろう?