ライブカメラのレンズをCanon EF8-15mmF4L Fisheyeに交換する 2020

ソニーα6400にKAMLAN 8mm F3 Fisheyeを取り付けてYouTubeLive「東京4Kパノラマライブカメラ」を配信してきた。

MFなのは都合が良いが自動絞りが使えないのは問題ではないかと考えるようになった。というのも夜間の空に雲が浮かんでいるようなシーンの広い範囲で目立つノイズが配信画面に出ており、4KHDMIキャプチャー画像に見える粗い粒子のザラザラした面が動画圧縮でノイズに化けているようだったからだ。

つまり暗くなったら絞りを開けたい→自動絞りが必要。

ついでに、今までα6400の4K30PのHDMI出力がクロップされて出力されており(たまたまKAMLANレンズの使いたい範囲の画角と合っていたが)折角のAPS-C素子全面が使えていないので、4K24Pにコマ数を落としても素子全面を使いたい。となれば画角調整にズームレンズが必要だろう。そこで。。。

購入レンズ(1) SIGMA 超広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM ソニー用 APS-C (中古)

APS-C用だがEではなくAマウントなのでマウントアダプターを使用。フィッシュアイでない超広角にしてみたらどうだろう?と考えたのだがまず画角が狭い。魚眼歪みが無くなるのは良いが、画面端の平行線が広がっていく歪みが気になる。不採用。

購入レンズ(2) Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5 キヤノン EF用(中古)

今度はEFレンズ用マウントアダプターと組み合わせて使用。画角は良く問題無し、ところがレンズフードが問題となった。金属製フードが固定されており外れない。このライブカメラは自作の簡易ハウジングに入れて屋外に設置しており、レンズ面に当たるギリギリに大口径の撥水レンズプロテクターを取り付けてあるのだが、レンズフードをプロテクターに押し当てても画面周囲がプロテクターに広くケラレてしまい使えない。実はKAMLANレンズのレンズフードも外れなかったのだが、樹脂製だったので無理やり切り取って使用していた(笑)。不採用。

購入レンズ(3) Canon EF8-15mm F4L Fisheye(中古)

とうとうこんなところまで来てしまった(笑)。35mmフルサイズ用レンズ。これはひとえにレンズフードが外せるからである。Tokinaレンズと組み合わせたマウントアダプターも使えたが、三脚座がネジを締めてもガタがありまたボディ-レンズ固定後も今一つがっちりしていないのでこれも新たに手に入れる。K&F Concept KF-EFE-AF2これはボディ-レンズががっちり固定され、三脚座もしっかりしている。ついでにAFもちゃんと動作する(使わないけど)。

これで問題は何も無く、とはならなかった。フルサイズ用でレンズ前玉が大きい→レンズの突起も大きい→レンズプロテクターに押し当てても周囲のケラレが大きい、ということになってしまった。なのでKAMLANレンズよりやや画角が狭くなり右端に東京スカイツリーを入れると左端のレインボーブリッジが切れてしまう。まだ多少試行する余地はあるかもしれない。

ただし画質はKAMLANとは大違いで一目でわかるほど良い!さすが高価格フルサイズ用(中古だが)。4K24Pにコマ数を落としAPS-C素子全面を使うようにしたのも効果を上げているかもしれない。夜景中央の運河奥突き当り高層ビルの細かな窓がしっかり解像している。これはもうKAMLANレンズには戻れない。採用。

夜空のノイズについては観察していくしかなさそうだ。問題が出たら今度はOBS Studioのセッティングや転送レートで対処していくことになるだろうか。

左からSIGMA,Tokina,Canon

α6400+K&F Concept KF-EFE-AF2+Canon EF8-15mm F4L Fisheye

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