YouTubeライブカメラ通信環境改善とカメラ熱対策(共に進行中) 2021

3月中は1.5か月位中断しなかった「東京4Kパノラマライブカメラ」だが、4月に入り中断頻度が上がり日に数回中断するようになってしまった。中断はYouTubeライブ側がストリーム受信の停止を検出してライブを終了してしまうことによる。その後ストリームが正常に戻ってもライブが再開することはない。

ライブを再開させるためには(1)ライブカメラ側OBS Studioの配信を停止し(2)YouTubeライブ側をライブ開始してから(3)ライブカメラ側OBS Studioの配信を開始する、という手順を踏む必要がある。

中断の原因はフレッツ光(マンション)のインターネット回線が数十秒くらいダウンしてしまうことだった。

NTT東日本に連絡し、先ず2009年から使用していたVDSLモデム一体型のひかり電話ルータ RV-S340NEを新しいモデルのVDSLモデムVH100-4E+ひかり電話対応ホームゲートウェイRX-600MIに交換した。が、頻度は減ったが(日に一度程度)やはり切断が発生する。ライブカメラ用PC上で監視ソフトを走らせて切断時刻を記録してみるとライブカメラ切断時刻と一致し、かつRX-600MIの障害ログのWANインターフェースリンクダウン・リンクアップ時刻とも一致した。

ここでNTT東日本に点検・修理を依頼し修理担当者に来てもらった。しかし発生頻度からうすうす予想できたことだが、マンション機器室と室内との接続に異常は発見できず、室内の室内3か所の電話モジュラージャックを開けて点検し不要なコンデンサを取り外したり一部配線被覆を剥き直して接続し直す作業およびVDSLモデムの新品交換で終了。残念ながらその後一度切断が発生している。

切断時にはVDSLモデムのLINEランプの状態が重要とのことで、LINEランプが点滅しているとVDSLモデムとマンション機器室間の通信問題、点灯していれば機器室から外の問題に切り分けられるとのこと。使っていないUSB接続のWebカメラで24時間監視しようかと考えている。

またライブカメラのダウンタイムを極力短くするためライブカメラ用PCに以前旧バージョンを静止画ライブカメラで使っていたRocketMouse Proを導入して、YouTubeライブ停止を検出しライブカメラ再開動作を自動で行えるようにする予定。

ちなみに機器交換の直後にプロバイダーを変え、同時にPPPoE接続からIPoE接続へ変更した。これによりフレッツ網内のスピードとインターネットスピードがほとんど同じになった。

PPPoE接続ではルーターに接続先ユーザー名と接続パスワードの設定が必須だが、IPoE接続では必要ない。どうなるのかと思っていたらいつの間にかWAN側からルーター設定が書き換わり、PPPランプが消灯したまま(PPPoE接続でないのだから消える)インターネット接続できるようになっているという不思議な感じの移行をした。

さて、インターネット環境問題と同時にカメラの熱問題が発生してきた。4月後半、夏日となるくらい気温上昇した時期、おそらく西日がカメラに差し込む時間帯にカメラの熱保護機能でα6400がダウンしたのである。もちろん保護は高温設定にしてあるが、カメラレンズ窓を100mm*150mmの角型フィルターにしたせいでカメラハウジング内が温室化しているのだろう。これでカメラがダウンしてしまうとカメラ電源を室内からでOFF>ONしても復帰せず、直接カメラの電源スイッチをOFF>ONしなければならない。以前そのために外から家電のスイッチをON/OFFできる腕の動く小さなBOXを買ってみたのだが取り付け方法が見えず断念したままだ。

熱対策として温度コントローラーを使用し、カメラハウジングに取り付けたスマホ用ペルチェクーラー2台にヒートシンクを付けたものをON/OFF制御することにした。これだけでは外部からモニタ出来ないのでブルートゥース通信可能な温度ロガーも取り付けた。今日温度ロガーで見ると効果はあるが夏場には冷却量が不足しそうなのでペルチェクーラー4台体制にする予定。

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