東京4Kパノラマライブカメラの機器構成 2021

ライブカメラの説明が数回にわたり分かりにくいので以下にまとめておく。

現在のライブカメラ機器構成

カメラ:ボディSONY α6400+マウントアダプターK&F Concept KF-EFE-AF2

レンズ:魚眼ズームレンズ  Canon EF8-15mm F4L Fisheye

カメラハウジング用レンズ窓:KANI Premium Pure filter 100x150mm

カメラ用電源:AC-PW20互換アダプター

ステレオマイク (カメラに接続):audio-technica AT9945CM+付属ウインドマフ

カメラから4K HDMI 24P出力(クロップ無し)

HDMIケーブル:Micro HDMI to HDMI 変換 ケーブル+HDMI中継アダプター+HDMIケーブル 15m

HDMIキャプチャーボード:Blackmagicdesign DeckLink Quad HDMI Recorder

デスクトップPC : マザーボード GIGABYTE Z390 UD+CPU Core i7-9700K+メモリ32GB+OS Windows10 pro 64bit

グラフィックボード:玄人志向 GF-RTX2070-E8GB/DF2

ライブ配信ソフト:OBS Studio (ビットレート38000Kbps)

運用してみての感じだが以前にも述べたとおり4KHDMIキャプチャーボードはオーバースペックで、半額以下のBlackmagicdesign DeckLink Mini Recorder 4Kで十分だろう。またエンコードはグラフィックボードを利用していてCPU使用率は非常に低く、もっと低スペックのCPUで済みそうだ。

ライブカメラハウジングに角型KANIフィルターを取り付けてみた 2020

東京4Kパノラマライブカメラ」用カメラハウジングのレンズ用「窓」には今までMARUMI レンズフィルター DHG スーパーレンズプロテクト 105mmを使用していた。

ところが レンズをCanon EF8-15mm F4L Fisheyeに交換するとフードなしレンズをフィルターに付くまで近づけても四隅がケラレてしまい、レンズ前玉口径の小さかったKAMLAN 8mm F3 Fisheyeの時の画角まで広げられなくなってしまった。通常の丸形フィルターでは最大でも112mm径までのようで問題を解決できるかどうか怪しい。

良い具合にケラレ問題が解決できそうな100x150mm角型レンズフィルターなるものがあることを知り、探すとほとんどNDやソフトフィルターなのだが素通しのフィルターが見つかった。KANI Premium Pure filter 100x150mmである。手にしてみるとかなり低反射で思惑通り動画の画角を(それでもギリギリだが)確保することができた。

残る問題はほこりや雨粒による汚れの付着やコーティングの耐久性だが、それはもうやってみなくては分からないと様子を見ている。

夜空のノイズ問題についてはOBS studioのビットレートを33000Kbpsから38000Kbpsに上げてこちらも様子を見ているところ。

ライブカメラのレンズをCanon EF8-15mmF4L Fisheyeに交換する 2020

ソニーα6400にKAMLAN 8mm F3 Fisheyeを取り付けてYouTubeLive「東京4Kパノラマライブカメラ」を配信してきた。

MFなのは都合が良いが自動絞りが使えないのは問題ではないかと考えるようになった。というのも夜間の空に雲が浮かんでいるようなシーンの広い範囲で目立つノイズが配信画面に出ており、4KHDMIキャプチャー画像に見える粗い粒子のザラザラした面が動画圧縮でノイズに化けているようだったからだ。

つまり暗くなったら絞りを開けたい→自動絞りが必要。

ついでに、今までα6400の4K30PのHDMI出力がクロップされて出力されており(たまたまKAMLANレンズの使いたい範囲の画角と合っていたが)折角のAPS-C素子全面が使えていないので、4K24Pにコマ数を落としても素子全面を使いたい。となれば画角調整にズームレンズが必要だろう。そこで。。。

購入レンズ(1) SIGMA 超広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM ソニー用 APS-C (中古)

APS-C用だがEではなくAマウントなのでマウントアダプターを使用。フィッシュアイでない超広角にしてみたらどうだろう?と考えたのだがまず画角が狭い。魚眼歪みが無くなるのは良いが、画面端の平行線が広がっていく歪みが気になる。不採用。

購入レンズ(2) Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5 キヤノン EF用(中古)

今度はEFレンズ用マウントアダプターと組み合わせて使用。画角は良く問題無し、ところがレンズフードが問題となった。金属製フードが固定されており外れない。このライブカメラは自作の簡易ハウジングに入れて屋外に設置しており、レンズ面に当たるギリギリに大口径の撥水レンズプロテクターを取り付けてあるのだが、レンズフードをプロテクターに押し当てても画面周囲がプロテクターに広くケラレてしまい使えない。実はKAMLANレンズのレンズフードも外れなかったのだが、樹脂製だったので無理やり切り取って使用していた(笑)。不採用。

購入レンズ(3) Canon EF8-15mm F4L Fisheye(中古)

とうとうこんなところまで来てしまった(笑)。35mmフルサイズ用レンズ。これはひとえにレンズフードが外せるからである。Tokinaレンズと組み合わせたマウントアダプターも使えたが、三脚座がネジを締めてもガタがありまたボディ-レンズ固定後も今一つがっちりしていないのでこれも新たに手に入れる。K&F Concept KF-EFE-AF2これはボディ-レンズががっちり固定され、三脚座もしっかりしている。ついでにAFもちゃんと動作する(使わないけど)。

これで問題は何も無く、とはならなかった。フルサイズ用でレンズ前玉が大きい→レンズの突起も大きい→レンズプロテクターに押し当てても周囲のケラレが大きい、ということになってしまった。なのでKAMLANレンズよりやや画角が狭くなり右端に東京スカイツリーを入れると左端のレインボーブリッジが切れてしまう。まだ多少試行する余地はあるかもしれない。

ただし画質はKAMLANとは大違いで一目でわかるほど良い!さすが高価格フルサイズ用(中古だが)。4K24Pにコマ数を落としAPS-C素子全面を使うようにしたのも効果を上げているかもしれない。夜景中央の運河奥突き当り高層ビルの細かな窓がしっかり解像している。これはもうKAMLANレンズには戻れない。採用。

夜空のノイズについては観察していくしかなさそうだ。問題が出たら今度はOBS Studioのセッティングや転送レートで対処していくことになるだろうか。

左からSIGMA,Tokina,Canon

α6400+K&F Concept KF-EFE-AF2+Canon EF8-15mm F4L Fisheye

SONY α6400で4Kライブカメラを始めてみた 2020

YouTubeライブで「東京4Kパノラマライブカメラ」を始めてみた。

これまでの経緯をまず簡単にまとめると

数年前まで Canon 旧型G7+レイノックス魚眼アダプターレンズ 静止画配信

(1)中古SONY α5000+SONY E16mm F2.8+フィッシュアイコンバーターVCL-ECF2

SONY Imaging Edge Desktopを使用し4K静止画配信を予定するも実行に至らず。

(2)中古SONY α5100+上記レンズ 

SONY Imaging Edge Webcamで動画配信を考えるも画質が悪く断念。

(3)上記カメラ・レンズ カメラのHDMI出力→HDMIキャプチャーデバイスIOデータGV-HUVC→OBS Studio→YouTube2KHDライブ 

カメラが安定動作せず断念。

(4)中古SONY α6400+上記レンズ カメラのHDMI出力→HDMIキャプチャーデバイスIOデータGV-HUVC→OBS Studio→YouTube2KHDライブ 

カメラ動作は安定したが2KHD動画の画質が不満、またオートフォーカスが時折不要なピント合わせをし直す。

(5)今ここ 中古SONY α6400+KAMLAN 魚眼レンズ 8mm F3.0 カメラの4KHDMI30p出力→HDMIキャプチャーカードBlackmagicdesign DeckLink Quad HDMI Recorder→OBS Studio→YouTube4KHDライブ 

すでに(1)で購入してあったKAMLAN 魚眼レンズ 8mm F3.0でマニュアルフォーカス化する。

以下、経緯の解説

以前、旧型CanonG3,G7にレイノックス魚眼アダプターレンズを取り付けてPCからリモート撮影した画像を10数秒おき更新の静止画配信ライブを行っていた。カメラを数台交換しながら数年前まで配信していたがその後休止したままであった。コンパクトデジカメ用アダプターレンズは画質に不満があり、できればデジタル一眼レフに魚眼レンズを付けて配信したいと考えていた。

(1)ミラーレス一眼が中古で安く手に入るようになり、SONY α5000の中古ボディとKAMLAN 魚眼レンズ 8mm F3.0 (Eマウント用 APS-C対応 )を購入。しかしこのKAMLANレンズ、マニュアルフォーカスは良いのだが絞りがボディと連動しない実絞りであることが買ってから分かり(笑)これではだめだろうと、中古SONY E16mm F2.8+フィッシュアイコンバーター VCL-ECF2を購入。SONYのPCリモートソフトImaging Edge Desktopを使用して撮影できることを確認したが、4Kとは言え今さら静止画配信か?とモヤモヤしたまま数か月経過。

(2)するとSONYがImaging Edge Webcamなる動画配信ソフトを出し、これで動画配信してみようと考えた。が、このソフト、α5000では動作しないことが分かり中古α5100ボディを購入し使用してみたが画質が期待したレベルでない。

(3)α5100がHDMIモニタリングスルー対応であったことからHDMIをキャプチャーしてHD配信した方が画質が良いだろうとIOデータGV-HUVCを購入。HDMIキャプチャーしてみると。。。HD画質じゃない?! 悩んだ末、カメラ側のモードセレクトを動画にしてちゃんと動画設定しておかないとHDMIだけど低解像度(720p?)の絵が出てくることが分かり解決。こうしてやっと2KHD(1080p)でライブ配信できるようになったと思ったらα5100が配信開始後気まぐれにシャットダウンしてしまう。一晩中動作してみせたり、数分で切れたりして使えない。

(4)ここで動画撮影が安定していそうな中古α6400ボディを購入。この時点で2KHD(1080p)で配信可能となる。しかしながら。。。自宅のPCモニタは32インチ4Kディスプレーを使用していて2KHDではどうもシャキッとしない。またSONY E16mm F2.8レンズがオートフォーカス専用で時折不要なピント合わせを行ってしまう。

(5)ここまで来たら4K配信するしかないか! 4Kキャプチャーボードはそう数はないが評価はまちまちだ。そこでオーバースペックだが以前別製品を仕事で使ったこともあるBlackmagicdesignのDeckLink Quad HDMI Recorderボードを購入。OBS Studioと組み合わせてYouTube4Kライブ配信が可能となった。またレンズを(1)で買ってあったKAMLAN 魚眼レンズ 8mm F3.0に戻し、マニュアルフォーカス化とともにフィッシュアイコンバーターによる周辺画質低下を回避する。現在絞りはf5.6に設定。

SONY E16mm F2.8+フィッシュアイコンバーターVCL-ECF2では対角魚眼には画角が不足していたことがKAMLAN 魚眼レンズ 8mm F3.0に戻したことで発覚した。ライブカメラ的にはフィッシュアイコンバーターの画角で良かったのだが、α6400の4KHDMI30pだとHDMI出力は画角がクロップされている(レンズ本来の画角は4KHDMI24pで可能)ので結果オーライでフィッシュアイコンバーターの画角に近いものとなった。

現在のライブカメラ機器構成

カメラ:SONY α6400+AC-PW20互換アダプター

レンズ:KAMLAN 魚眼レンズ 8mm F3.0

HDMIケーブル:Micro HDMI to HDMI 変換 ケーブル+HDMI中継アダプター+HDMIケーブル 15m

デスクトップPC : CPU Corei7-9700K, メモリ32GB, OS Windows10 pro 64bit

PCキャプチャーボード:Blackmagicdesign DeckLink Quad HDMI Recorder

PCグラフィックボード:NVIDIA GeForce RTX2070 搭載 グラフィックボード

東京スカイライン ライブカメラ 1998-2000

1995年にURリバーシティ21新川に引っ越した。

部屋タイプ別の申し込みで抽選上位者から希望する階が選べた。私は6位くらいで「なるべく上の階」を選んだところ、最上階35階に住みことになった。
1998年、眺望を何か活かせないかと考えライブカメラサイトを作ることにした。このころはデジタルカメラもまだライブカメラに使えそうなものはなく、ビデオキャプチャーした画像を1時間おきにアップロードすることにした。ADSL登場以前でアナログ回線用モデムを使っていたと思う。
180度の眺望を生かすためなるべく解像度の高いパノラマライブカメラができないか考えた。ビデオカメラの広角化は全体の解像度が落ちることからあきらめて、キヤノンのVC-C3を使うことにした。このカメラはPCからリモートでパン・チルト・ズームなどが行えたので、パンしながら3方向を撮影しつなげてパノラマ化することにした。
また、なるべく高解像度でキャプチャーするためPLAY社製のSNAPPYというパラレルポート接続のキャプチャーユニットを使用した。SNAPPYは複数フィールドを取り込んで演算、高解像度化することができた。ただインターレス補正まではできなかったので早く動く雲などは走査線ずれが発生した。
ホームページのパノラマ画像夜景はこちら) は、銀塩一眼レフで撮影したものをコダックのPhotoCD化サービスでデジタル化してパノラマ作成ソフトで合成したものである。このJPGは1998年1月のタイムスタンプになっており、昼間の画像の右端近くに1997年末に破綻した山一証券ビルの看板が写っている。
1998年の春ころにはスタートしたと思うがギャラリーとして残っているのは1998年9月からで、パン方式のパノラマライブが始まったのは1999年の5月からである。VC-C3は最初から使っていたが3方向パン撮影は後で思いついたのかもしれない。そしてそれ用の防雨ケースを作ったりPCソフトを変更したりするのに時間がかかっていたのだろう。
このライブカメラは2000年8月に近くのURリバーシティ21イーストタワーズIIへの引っ越しに伴い終了することになり、次の「大川端スカイライン」へ続いていくことになる。