サウンド&レコーディング・マガジン1983年6月号~9月号のMさんのLMD-649mini製作記事連載の内、7月号と9月号が出てきた。これには私は関係せずハード設計・製作は別な方が担当されている。
ユニバーサル基板での製作記事もあるが専用プリント基板も買うことができ、秋葉原で扱っている店から全パーツを入手しパーツキットとして組み立てることもできたようだ。
ここに載っているのも読者のどなたかが製作されたものと思われる。
A/D,D/Aは8ビット直線、入力ローパスフィルターは省略されている。
再生アドレス指定はできないが、その代わりKEY IN レベル(KEY IN 信号に対する録音再生スタートのトリガーレベル)を可変させることである程度調整できるようになっている。
KEY IN WIDTH(KEY IN 信号から次のKEY IN 信号までの不感帯の長さ)により、連続するKEY IN 信号に対して数拍おきに再生させることも可能。また再生ピッチを変えることが出来る。
9月号では再生専用機REALBOXが紹介されている。この製作記事は10月号に続いていたようだ。
A/D、D/Aのビット数をまとめると以下のようになる。
LMD-649 : 12bit直線
LMD-649mini : 8bit直線
REALBOX : 8bit直線
LINDA : 8bit折れ線
1/11追記
サウンド&レコーディング・マガジンのバックナンバー目次一覧で確認したところ、REALBOXの連載は1984年2月号まで続いていた。
2012年1月10日